ルノルマン占いを始めよう! 毎日できるデイリーオラクルからフルデッキ使用のグランドタブローまで、ちょっとずつ一緒に学んでいきましょー♪

ルノルマン占いのレルム

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レッスン 0 :カードとシャッフル♪

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ルノルマンカードの選び方

 ルノルマンカードは36枚で1デッキが一般的。
 (中には、作成者独自の見解で枚数を増やしたデッキもある)

 ★ ルノルマンカードを選ぶときのポイントその1は絵柄

 タロットやオラクルカードと違い、作成者によって描かれるモチーフそのものが変わっているものはまずない。
 (タロットでは『13 Death』の死神の絵は、骸骨のもイケメンのもあれば、不死鳥になったり猫だったり豚だったり、何でもある)

 犬のカードには犬の絵。キツネのカードにはキツネ。ヘビのカードにトカゲの絵が描かれてたり、クロスのカードに卍(まんじ)が描かれてたりしない。まぁ…細かくみれば、普通は白いユリがピンクだったりクマが白クマなものもあるし、鳥や魚は種類が決まってるようではないけど。モチーフは同じ。

 だから、絵柄に関しては好きなのでOK。
 (タロットほどイラストレーターによってガラッと印象が変わるわけじゃない)

 ★ 次のポイントは、モチーフとは別のトランプの絵や詩。

 ほとんどのルノルマンカードには、各カードに対応するトランプのスートとナンバー、あるいはキング・クイーン・ジャックの柄(数字・K・Q・Jの場合も)が上のほうに描かれてる。
 もしくは、詩。この詩は、カードの説明らしいけど少し外れた感じのものもあるみたい。なんにせよ、言語がドイツ語(英語のもあるかも)なので、なくてもいい。私は、読めない文が書いてあるあるのがイヤだから、ないやつを選んだ。これはお好みで。

 ★ 最後のポイントは、カードの大きさと質

 とくにタロットカードを扱ってた人は、ルノルマンを手にしたとき、『小さ!』と感じるはず。いや、普通の大きさなのよ、トランプだとすれば。タロットが大きいんだよね。でも、タロットやオラクルカードに慣れてると、ちっちゃいの。中には、ちょっと大きめなのもあることはある。  そして、質は、普通のトランプと同等のものが多いよう。すごく悪いのは使ったことないけど、すごくいいのもないな~。ツヤツヤコーティングのとかもあるのかな?(このへんは、私もリサーチ不足。ごめんなさい)
 厚みや質感、大きさも個人の合う・合わないなので、機会があれば触ってみるなどして、好みのものに。

 日本国内で手に入るルノルマンカードはまだ少なくて、選択肢はタロットみたいに膨大じゃない。その中から、ただの厚紙じゃん!ってのは使いにくいしすぐダメになっちゃうから気をつけるとして、デザイン・大きさは自分がいいな♪と感じたものを選んでOK。  ☆ひとつだけ注意!

 ルノルマンのカードには通し番号で1~36まであり、それぞれのナンバーに決まったモチーフがあり、ナンバーとともに描いてもある。ただし、それに対応するトランプのマークやナンバーは、描いてないデッキもある。  
 ルノルマン占いには、このトランプのスート&ナンバーを使う占いもあるので、もし、自分がそれらもやってみたいな~と思うなら、トランプの絵も描かれてるデッキを選ぶほうがいいかも。

 ☆ 参考に・・・実際に使ってみておすすめなルノルマンカード ☆ 
(感想はあくまでも私個人のもの。クリックでアマゾンのサイトが開くから、詳細はそちらで見てね)

まずは、これ
Gilded Reverie Lenormand
※ この『Gilded Reverie Lenormand』は、現在(2017年9月現在)日本のアマゾンからは販売されていません。
2017年8月1日に『Gilded Reverie Lenormand Expanded Edition』がアメリカのアマゾンで販売が開始されているので、日本での販売も始まることを期待しています。
(『Gilded Reverie Lenormand Expanded Edition』は、これまでのカードに加え、鳥、女、男の別バージョンと、ダイス、ラビリンスなど8種のカードが追加されたもののよう)

ルノルマンカードの中では抜群に紙質がしっかりしていて、コーティングはツルツル。プラス、クラシック感ゼロで、その名の通りキラキラピカピカのCG画。好みに合うならおすすめ。

『Gilded Reverie Lenormand』で画像検索すると、ほぼすべての絵が確認できるよ~。ただし!検索画像には作者が最初に限定で販売した特別カードも含まれているので注意!(男・女の上半身裸のカードなど36番から上のナンバーのカードは通常版にはない)

あと、このカード、側面が金に塗ってあって、そのせいかわからないけど、すこーし反りがある感じ。『感じ』ね。大きさは、ルノルマンにしては大きめ。私はこのデッキすごく好き♪

絵柄の情報としては…

   ★ クマが白クマ   ★ ライダーが女性

   ★ ユリがなんか違う花っぽくて、ピンクがかったのもあって官能的(私は白くて清純!なほうがいいかな~)

   ★ 船が空飛ぶ船   ★ 鳥が4羽   ★ 岐路が道じゃなく階段

   トランプのマークは『❤Q』って感じに下にひっそり記してある。


次は、
Judith Baertschi Lenormand. Set

紙質はルノルマンの中ではいいほう。タロットカードと比べると普通かな~。厚くはない。ルノルマンにしては大きめ。

なんかかわいらしい雰囲気漂うのこのデッキ。ルノルマンの中にあって異質!なのは、なんといってもゆるーい感じの絵柄の遊び加減。

どんな感じかというと…

   ★ ムチのカードは、恋愛に関してのときにわりとセックスと解釈することが多いんだけど、これはモロ! SMスーツっぽい服装の女性が、ビシッ(音はしないけど)とムチを振ってらっしゃいます。

   ★ ヘビは王冠をかぶり、地球を支配   ★ クマは白クマ

   ★ クローバー・星・山は顔つき   ★船や家はかわいくデコられてるの

   ★ そして、木。まわりにいっぱい動物がいる。それはいいのだけど、木の枝にいるサル(かなんか)が、せっせと交尾中なのはなぜ!?

   と、こんなふうに楽しいデッキ。トランプのマークはどこにもなし。


あと、これ
Lenormand Orakelkarten mit Kartenabbildungen: 36 Orakelkarten

これは、たぶん、いちばん普通(多い?)の絵柄。タロットにおけるライダーウェイトみたいに『基本の絵』な感じ。いくつかの出版社から、いろんなパッケージで出てるこの絵は、色調ひかえめでクラシカル。

ルノルマンはモチーフがわかればよし!ってとこあるから、タロットほど絵柄は重要視されてない。このオーソドックスな絵のデッキ(ここにリンクしたデッキ以外でも)が、無難といえば無難…
なんだけども~
紙質がよくないの。(おすすめしといてごめん~ほかのクラシカル絵のやつ、フクロウの絵の箱のとかもだいたいこんなものらしい) なんか、子供のキャラトランプみたいな質感。大きさも、ルノルマンではこれが主流のトランプサイズ。初めてタロットやオラクルカードを手にしたとき、デカっ!て思った人、いつのまにかそれに慣れてたら、トランプサイズのルノルマンは小さっ!て感じると思う。

シャッフルの方法

 カード占いでのシャッフルの目的は二つ。
 並んだカードをよく混ぜ合わせることと、心を落ち着かせてカードに自分が何を聞きたいのかを伝えること。(こういうと、カードに耳なんかねーよと思う人も世の中にいるけど、カード占いをやっている人・これからやってみようとする人には、この感覚がわかるはず)

 『カードに心を伝える=精神を集中させる』ことは、とても大切。シャッフルしながら、目の前にあるカード、手に触れるカードと自分がつながるからこそ、占いが成り立つ。そう思ってシャッフルしましょ♪

 目的に適したシャッフルも二つ。
 子供の頃からトランプで遊ぶときにやるヒンズーシャッフルと呼ばれる方法。そして、クロスを敷いた床やテーブルの上でまグルグルぜまぜする方法(呼び方はわからなかった)。

 ☆ マジックやカジノで華麗なカードさばきを見せるのとは違う。だから、変わったシャッフルとかかっこいいシャッフルとかはする必要なし。逆に、カードを反らせたりして痛める原因になるので気をつけよう。

 ★ ヒンズーシャッフル

 最も一般的なシャッフル。左手でカードの束を縦に持ち、右手で下から適当な枚数半分から3分の2くらい)のカードを取り、取ったカードの束の上の方から少しずつ左手に持ったカードの上に移し、重ねていく…って、文章で書くとわかりづらいね~。(ごめん!『ヒンズーシャッフル』検索でヒットする動画を見てみて)
 このとき、右手を上じゃなく下のほうにしてやるのが、ジャパニーズヒンズーシャッフルって呼ぶらしい。

 ☆ シャッフルの原理って、下の方にあったカードを順番変えながら上のほうにして、を繰り返して混ぜるでしょ? そこのとこが同じならいいはず!って思って、私はカードを横に持ってこのシャッフルしてたよ~。トートタロット(大きいのすごく)使うとき普通にシャッフルできなくて。この横向きのシャッフルの呼び方はわからない)。だから、持つ手は右でも左でも、縦でも横でも、自分がやりやすい方でよいと思う。  ★ 床で混ぜるシャッフル

 床の上でもテーブルの上でもOK。ただ、クロス(専用のものじゃなくて、大きさが十分な布で大丈夫)を敷いたほうが、カードがぺタッと張りついたり汚れたりしないので便利。

 カードを裏面にして、両手でぐるぐる混ぜる。このとき、どっと回りで混ぜるかは、自分の好きなほうで。
 タロットの本やブログなどでよく、時計回りは未来を、反時計回りは過去を…とか、左回りは右脳を…とか、いろいろな説がある。どれもまちがってないし、絶対のルールでもない。自分がそう考えるならそうするのが正解。

カット

 ★ カットする

 カットは、通常シャッフルのあと、カードの山をいくつかに分け、順番を変えて重ね直すこと。 シャッフルではなく、カットと呼ぶけど、目的はシャッフルと同じ。

 カットで分ける山(カードの束)の数、重ねる順番、カットの回数、すべて、これという絶対の決まりはない。自分で決めて、そのやり方で。左手で切っても、右手で切ってもOK。
 (私は左手で、もとの山から取ったのを左側に置き、その山からさらに取ったのをそのまた左に置いて3つの山に分ける。そして、真ん中→右→左の順に重ねる。を1回やる)

 ☆ カットをしてカードを展開していく際、カードの山のいちばん上から順番に引いて、使用するスプレッドに沿って並べていく。
 このカードの引き方もいろいろあって、何番目ごとに引いていく人や、山の下から引く人も。また、カードの山を横に崩して、好きなところから引いていくやり方もある。これも、自分がいいと思う方法で。

シャッフルの間に質問を

 ★ 占うこと(質問のカタチで。~ですか? ~なりますか? ~でしょうか?など)くを唱えながらシャッフルする

 唱えるっていうのは、頭の中で言う、心で話しかける感じ。ほかの言い方だと、念じながら。考えながら。シャッフルする間、こたえてほしい存在に、聞きたいことを質問する。

 教えてくれる相手を誰と想定するかは、人それぞれ。カードそのもの、神様、その他の宇宙的な力、何に対してであっても、あなたが聞くことにこたえてくれる存在に問いかける。
 『占い』をする人、信じる人は、そういう存在、『力』を信じてると思うから。

 ★ どこまでシャッフルするか

 自分が満足するまで、ひたすら混ぜる。シャッフルシャッフル♪

 リラックスしたり、無心になったり、逆にワクワク興奮を覚えたり。ひとによってそれぞれだけど、よし、もう十分!って感じたところで終わりにする。

 このよし!のタイミングがいまいちわからないときは、自分でどこまでって決めちゃうといいよ。ヒンズーシャッフルなら『30回切ったらOK』とか、ぐるぐるだったら『33周回したらOK』とか。
 自分で決めて、いつもそうしてれば、それが自分にとっての約束事になり、そこで満足するようになる。

 ★ 大切なのは…

 自分にしっくりする方法でやること。ヒンズーシャッフルだけでも、グルグルだけでもいいし、両方やってもいい。とにかく、自分のやり方を身につけちゃうのがいちばん。

 たとえば、毎日のデイリーオラクルなら、いつも同じシャッフルで、同じ回数だけカットして、同じところからカードを引く。だけど、ふと気づいたら、いつもの工程を抜かしちゃった!とか、いつもと違う回数になってたとか、そんなとき、そのことに意味があると感じてリーディングを続けるか、なんとなく気持ち悪いから最初からやり直そう!とするかは、自分次第。
 もちろん、カードを配置してめくってからやり直しはNO~だと思う。

     
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